『1985年のクラッシュ・ギャルズ』を読んで時は移ろいゆくものだなと思った話。

皆さん全日本女子プロレスって知ってますか?私は名前しか知りませんでした。
そんな名前しか知らない私でも深く引き込まれた著作が『1985年のクラッシュ・ギャルズ』です。
著者の柳澤さんはライターとして幅広く活躍されている方のようですね。

 

『1985年のクラッシュ・ギャルズ』を読もうと思った理由

DDTに長与千種が参戦するからです。

『1985年のクラッシュ・ギャルズ』感想

まあともかくあの時代、80年代の空気感というやつなんでしょうかね。
ライオネス飛鳥と長与千種の二人、そしてファンの目線(これは最後の方で誰の目線かが明かされます)で
時代のうねり、全日本女子プロレスの特異性を筆致で描き出しています。

 

特に興味を引いたのが「押さえ込みルール」というもの。皆さんご存知プロレスはショーなのですが、
全女の中ではこのレスリング的、もっといえば原初的な肩をマットにつけたほうが勝ち、という
独特な不文律が用いられていたというから驚きましたね。

 

知ってのとおり全女という団体は今は解散してなくなっていますが、
里村(厳密に言えば全女"系"であり全女でデビューしたわけではないらしい)や
広田という今のプロレス界においてオンリーワンの存在を生み出した血脈である事には違いないのです。
日本の女子プロレスがフィーチャーされている今だからこそ読んで欲しい著作物だと感じました。

 

おわりに

DDTに参戦するということは東女勢との絡みがほぼ確定といっていいものなので、
誰が何を長与との闘いに見出すか注目したいですね。やはり里村との因縁を作った伊藤辺りでしょうか?